バンクーバーでオペラ座の怪人
先週末、バンクーバーへ小旅行して
ブロードウェイの北米ツアー、オペラ座の怪人を観てきました。
カナダに来て10日後くらいに勢いで購入したチケットです。
その時の記事はこちら↓
無事に見に行けてよかったです。
初上陸だったバンクーバーの街の感想はまた後日書くとして、
今回はオペラ座の怪人のお話を。
会場はダウンタウンにあるクイーン・エリザベス・シアターでした。
でかでかと掲げられてるとテンション上がりますね。
かなり時間に余裕を持って会場に到着し、
終始一人で静かに座って観劇していたのですが、
会場の雰囲気が日本とは全然違ってびっくりしました。
いや、以前にも海外で観劇をしたことはあるので雰囲気は知っていたのですが、
久しぶりだったので(そしてその間に宝塚大劇場に行きすぎていたので)
すっかり忘れていました。
皆さんポップコーンは食べるわジュースは飲むわ足元に空き瓶転がすわ
テーマソング流れてきたら「フウゥ〜!!!」とか言うわで
大騒ぎ。映画を見るのと同じ感覚なのかな。
もちろん私も心の中で「フウゥ〜!!!」なのですが、
感情を積極的に表現するタイプの客席はやっぱり新鮮でした。
公演自体は、言うまでもなく良かったです。ブロードウェイだからね。
巨大なシャンデリアが落ちてきたり、方々で火柱が上がったり、
大きなピストル音が鳴ったりと迫力のある演出も多く、
「ショー」の要素が強いなぁという印象でした。
もちろん火柱とかは上がる度に客席が「ワ〜ォ!!」と言います。
あらかじめ予習をして行ったのでストーリーは大体追いかけられたのですが、
セリフ(というか、ほとんど歌詞)は全然聞き取れなくて
やっぱりかぁ…という感じでした。
ビブラート強くかけて歌われると日本語でも何言ってんだかさっぱりの時あるし、
発声方法も日常会話とはまるで違うから!と自分に言い聞かせました。
そりゃ、聞き取れるようになりたいけれど…。
しかし、オペラ座の怪人は悲しい物語ですね。
むかし劇団四季で見たときもそうだったのですが、
今回も観劇後に少しシュンとした気持ちになりました。
醜い顔に生まれたばかりに誰からも愛されなかった怪人が、
結局幸せになれずに消えていくお話…。
でもやっぱり観劇中に何回か思ったんですよね、
だいもんさんのファントム見たいなって…。ふふふ…。