シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

お城で会いましょう

実は私、先月から週1回のペースでボランティアを始めております。

家と語学学校の往復に飽きてきたのと、"居場所"とまではいかなくても、

学校以外にも自分が"行く場所"がほしいなぁ、

ついでに英語が使える機会もあったらなぁというのが主な動機です。

私はカナダで働けるビザを持っていないので、

Volunteer Victoria(http://volunteervictoria.bc.ca)というサイトで

ボランティアを探しました。

 

ビクトリア(というかカナダ?)はボランティアがとても盛んで、

上記のサイトにも、いや、探しきれへんわ!というくらい

たくさんの情報が載っています。

国民の奉仕精神がやたら強いというよりは、

ボランティアも就労経験の一種として履歴書に書けたり、

大学を決める時にもボランティア経験が評価されたりする社会のようです。

 

そして肝心の、何のボランティアをしているのか、という話。

 カナダに来てまだ間もない頃、こんな記事を書いたことがありましたね。

pitablog.hatenablog.com

 いま私、このクレイグダロック城で案内係としてボランティアをしています。

具体的には、訪れた人にお城の見て回り方を軽く説明したり、

何か質問されたら頑張って答えてみたり。

いやー、こんなヘボい英語力で採用してもらえると思わなかった。

 

さっきのサイトでお城の情報を見つけて、

書いてあった連絡先に「興味があるのですが〜」とメールして、

指定された応募用紙を添付ファイルで提出して、

インタビューを受けて(というかただの雑談だった気がする)、

先月下旬から活動を開始しました。

インタビューの時に何かをチェックされていたのかな。

ボランティアだから基本来る者拒まずなのかな。

よく分かりませんが、学校以外にも"行く場所"ができたので

ありがたいです。

 

スタッフの方々はもちろんネイティブだし、

他のボランティアの方々は留学生も多いけれど皆英語ペラペラなので、

ひょえーーーーーーーという気持ちになりますが、

できることから少しずつ、本当に少しずつですが頑張っています。

お客さんに何か質問された時に、(日本語でなら分かっているのに)

英語で上手く答えられなくて、

「ごめんなさい、他のスタッフに聞いてください」

と言わざるを得ない時がめちゃくちゃ悔しいし申し訳ないのですが、

もう、これは自分の力不足なので仕方ないですね。

こんな役立たずでも、スタッフの方々は

「ちゃんと案内できてたよ!大丈夫だよ!」と優しく励ましてくださるので、

本当にもう、ありがたいなぁという気持ちです。

 

そんな感じで、自分の英語練習のため、社会参加のため、

そして城内に漂うイギリス貴族感(=ヅカ味)を感じるために、

週1回お城に通っています。