シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

七夕の夜、星逢一夜

今、カナダは7月7日の夜です。

日が長いのでまだまだ外は明るいけれど、

こちらの文化じゃないので街にもそんな気配は無いけれど、

今日は七夕。星逢の日です。

 

こんな日に紀之介と泉と源太に会わないでいつ会いましょうか。

というわけで、週末にも関わらず早々に帰宅し(いつも早々に帰宅してるけど)、

一人でしんみりと星逢一夜鑑賞会を開催しました。

 

もういい加減泣かずに見られるんじゃないかな〜と思ったんですけどね、

無理でしたね。

ルームメイトが洗濯機を回す音が鳴り響く家の中で一人号泣していました。

感想については、今年の2月に中日劇場に行った時の記事を読み返したら、

言いたいことはほぼ全部書いていたのでそちらをご参照ください。

↓これこれ

pitablog.hatenablog.com

 

一応留学中で英語勉強中の身なので、

この作品を見た時に百発百中で涙腺が崩壊するシーンのセリフを

英語に訳してみました。誰かに添削してほしい。

 

俺たちは星を見る。

這いつくばって生きてたら目に入るのは土だけじゃ。
でも、上を見たら星の世界がある。今までとは違う世界がある。

俺たちは晴興と戦う。ええな!

We look at the stars!
When we live on our hands and knees, we can see nothing but the ground,
but once we look up the sky, there are lots of stars.

There is a view different from the past.
We will fight against Haruoki! Right?

→もう客観的に見て勝てるはずないのにさ、星を見る〜!つって

 一緒に星を見た晴興に戦いを挑む源太ったら…もう…。

 ところでこの「ええな!」はどの英語を当てるのが最適なのでしょう。

 

星がな、あんまり美しいから、涙が出ることある。
美しいのぉ〜。
星はいっつも美しいっちゃ。
なんであげん美しいんかのう?
さぁ、なんでじゃろう?

The tears sometimes come into my eyes because the stars are so beautiful.
How beautiful!
The stars are always beautiful.
Why are the stars so beautiful?
I’m not sure. I wonder why.

→最後の泉と子ども達のシーンがね、ダメなんですよ…。

 ゆうみちゃんの表情が素晴らしいんですよ…あぁ…。

 当たり前だけど訳すと方言が消えてしまうのが悲しい。

 

ヅカヲタの元同僚からも、朝から星逢一夜に関する凄い熱量の

メールが届きました。七夕といえば、この作品。

たこ焼きシェフ

少し前の話になるのですが、

私が日本食スーパーで塩昆布とめんつゆをカゴに入れてウキウキしていたら、

見知らぬカナダ人のおじさんに「日本人の方ですか?」と声をかけられました。

「はい。」と答えると、「これは日本で有名ですか?」と、

棚に陳列されていたたこ焼き粉を見せられました。

日清製粉のやつだったので、「あ、有名ですよ。」と答えると、

「これと、どっちが良いと思う?」と、オタフクのやつを見せられました。

どっちの粉が良いかは正直わからなかったので、

「これも有名なメーカーなので、どっちでも大丈夫だと思います。」と答えました。

 

するとおじさんに、「お時間ありますか?

たこ焼きの材料選びを手伝ってくれませんか?」と頼まれました。

お時間は存分にあったので、快く手伝うことにしました。

おじさんのたこ焼きデビューの出来が私の双肩にかかっています。

頑張らねば。

 

お「キャベツは家にあるから大丈夫なんだ。次はマヨネーズ。

  有名なのはどれだい?」

私「これ(キューピー)ですね。」

お「あ、同じキューピーで小さいサイズがあるね。こっちにしよう。」

私「ソースも要りますよ。」

お「ソースはもうカゴに入ってるよ。ほら。」

私「(ほんまや。)」

お「日本人の友人がレシピを送ってくれたんだ。あとは…肝心のタコだね。

  タコはどのくらいの大きさに切れば良いんだい?」

私「……たこ焼きマシーンはお持ちですか?」

お「持ってるよ!」

私「(持ってるんかい。)じゃあ、そのたこ焼きマシーンの穴の

  大きさによりますねぇ…もちろん穴よりは小さく、

  真ん中にポンと置く感じで…。」

 

ここで知らない女性が登場

 

お「おーおーマイワイフ!良いたこ焼きシェフを見つけたんだよ!」

私「(I am たこ焼きシェフ…!)ハ〜イ!」

ワイフ「ハ〜イ!これで5人分足りるかしら…?(タコの足を持っている)」

私「(分からん…!分からんけどなんとなく5人分にしては小さい気がする…!)

  もうちょっと、もう少しだけ大きめのやつが良い…かな…?」

お&ワ「なるほどなるほど!ありがとう!!!」

 

2人でお会計を済ませて満足気に帰って行かれました。

少しはお役に立てたようだし、ほのぼのとして楽しかったのですが、

結局あのタコの量、あれで良かったのかな…?

と、今でも時々ふと思います。

いまふたたびのフィッシャーマンズワーフ

ビクトリアのフィッシャーマンズワーフはこんな所だよ、

というのは以前に一度書いたことがあるのですが、

(↓これこれ)

pitablog.hatenablog.com

 このとき私、スマホしか持って行かなかったのです。

フィッシャーマンズワーフは写真を撮るのがとても楽しい場所だと思うので、

先日もう一度、ちゃんとミラーレス一眼を持って訪れました。

色々写真を撮ったので、その一部をちょっと見てください。

 

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ベンチが並ぶ広場です。皆ここでフィッシュ&チップスを食べます。

何かしらの楽器を演奏しているおじさんがよく出没します。

 

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詳しいメニューは知らなくても、ドーナツをはじめとにかく甘いものを

売っているんだろうな、というのが一目でわかるお店です。

 

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雑貨や服や食器などを売っているお土産物屋さんです。

海に関するデザインの物がたくさんありました。(当たり前か。)

 

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こんな感じにカラフルなお家が立ち並んでいます。

内装はどうなっているのかなぁ。さすがに普通の色なのかなぁ。

 

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壁の模様とか窓の位置とか、アーティスティックです。

浮き輪も良い味を出している。

 

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眩しいほどにパステルな壁とお花。

カナダの国旗が刺さっていました。今年は建国150周年だものね。

 

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 なんと可愛らしいドアなのでしょう。

黒猫の後ろ姿。

 

 

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ハンギングバスケットだけでも可愛いのに、

そのお花を引っ掛けるやつまで可愛い鳥の形なのですよ。信じられますか。

 

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たまに、こういうのもいます。

 

今回は写真中心でお送りしました。

登場していませんが、広場で買い食いしたアイスクリームが

美味しかったことも付け加えておきます。

BAAN THAI RESTAURANT

 淡々と自炊生活を続けていますが、たまには外食もしています。

 せっかくなので訪れたお店もブログに記録していこうと思います。

 

今回は、タイ料理屋さん「BAAN THAI RESTAURANT」。

カナダでのお店紹介の1軒目がタイ料理かよ、という声が聞こえてきそうですが、

逆にカナダ料理って全然思い浮かばなくないですか。

学校で誰かが先生に「カナダ料理って何があるの?」と尋ねた時、

先生も何だかモゴモゴ言いながらしばらく固まっていたので、

これは多分私の知識不足ではないのだと思います。

というわけでタイ料理です。

 

BAAN THAI RESTAURATは、ダウンタウン

ビューストリートとブランシャードストリートが交差する辺りにあります。

外観はこんな感じ。

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中に入るとこんな感じ。小綺麗なお店です。

 

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エキゾチックな仏像たちが出迎えてくれます。

エキゾチックでアジア〜ンな食欲をそそる香りも漂っています。

 

私は辛いものが得意ではないので、辛くなさそうなパッタイを注文しました。

ランチタイムだったので、春巻きも1本付いてきました。

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春巻きは小さな器に入った甘いソースを付けて、

パッタイはライムを絞って豪快に混ぜて、いただきます!

これがですね、とても美味しかったです。

春巻きは熱々で具沢山ほくほくで、ソースとの相性も良い。

パッタイも具沢山でどんどんお箸(フォーク)が進む味。

 

私は日本にいる時にタイ料理ってほとんど食べた記憶がなかったので、

何と比較することもなく「タイ料理って美味しいですね!

食はやっぱりアジアですね!!」と興奮していたのですが、

一緒に行った友人は「ここ美味しいです。日本でこの味なかなか無いです。

ぴたさんタイ料理のスタートがここだと、今後このハードル越えるの大変ですよ!」

と言っていたので、本当に美味しいのだと思います。

 

また行きたいな〜。

問われる国語力

私は毎日語学学校で英語を勉強しているのですが、

英語の授業を受ければ受けるほど、国語力って大事だなと感じます。

ざっくり国語力と言いましたが、これは語彙力とか読解力とか

文章構成力あたりのことを指しています。

 

海外生活が長くて英語がペラッペラで日本語の方が

退化し始めている人なら話は別かもしれませんが、

英語を勉強するために留学している程度の人の場合、

日本語で出来ること以上のことは英語では出来ないのですよね。

例えば日本語で説明されても理解できない文法事項は

英語で説明されても当然わからないし、

自分が日本語で書ける文章より出来の良い英語の文章は生まれない。

日本語で要点をまとめて簡潔に話せない人は英語でも話せないです。

 

数週間前のライティングの授業のテーマが

マリファナの合法化について」だったのですが、

それについて賛成反対両方の立場を示した後に自分の意見を

書いてこいと言われたあの日、特に強く思いましたね、

日本語で無理なものは英語でも無理だな…と。

(先生が授業中にくれたヒントをかき集めてなんとか書いたけど…。)

 

そんなこと当たり前だろうという感じもしますが、でも最近、

英語というのはあくまでも物事を表現する一つのツールに過ぎないのだな、

ということを痛感しています。

そもそも自分に読解力や文章力が無いと、

いくら単語を覚えても、いくらリーディングの速度が上がっても、

それらの能力はいずれ、そんなに高くないレベルで頭打ちになるのだと思います。

 

(ざっくり「国語力」とまとめてしまいますが、)

国語力って本当に、全ての学びの根幹であると思います。

そしてまた、国語力はどうやったら向上するのかが

いまいち分からないから厄介だね。