シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

気づけば2ヶ月

↓この記事を書いてから1ヶ月経ったようです。早い。

pitablog.hatenablog.com

この時期のカナダは梅雨入り→梅雨明け→猛暑みたいな

激しい気候の変化も無いので、毎日淡々と生きているだけでは

時の流れを感じ難いのですが、それでも、ビクトリアに到着した翌日に

右も左も分からない状態でドラッグストアへ行ってなんとか

購入したシャンプーやリンスが空になったりすると、

あ、それなりの時間が過ぎたのだな、と気づかされます。

 

留学期間は6ヶ月と決まっているので、

毎月こうして振り返りの記事を書くと良いかもしれないですね。

(来月も書くという保証はありませんが…。)

 

この1ヶ月も引き続き、心身ともに大きな不調をきたすことは

なかったです。ありがたい。

ただ、段々と着実に生活の新鮮味が薄れてきているな…という感じはします。

国内であれ、海外であれ、同じ場所にしばらく住み続ければ

慣れてくるのは当たり前かと思いますが、

これが今後「もう飽きた」からの「日本に帰りたい」からの

「ホームシック」にシフトしていかないことを願うばかりです。

でも逆に言えば、出発前はまるで想像が付かなかった異国の地での

生活に今やすっかり馴染めているということでもあるので、

これはこれでポジティブな変化と捉えることもできそうです。

物は言い様です。

 

生活サイクルへの物足りなさについては以前にも言及していたので、

この1ヶ月で変化を付けるべくちょっと自分から動いてみたりして、

実際に変化も付きつつあるのですが、

まだブログに書き記すには早い気がするので寝かせておきます。

(寝かせているうちに蒸発して消える可能性もあります。)

 

 

そんな私のぼんやりとした生活に大きな衝撃を与えたのが、

11月〜12月の雪組公演の先行画像です。

皆さんご覧になりましたか?

だいもんさん格好良すぎませんか????

あんなに格好良いロベスピエールなら

民衆も永遠に言うこと聞くんじゃないですか????

真彩ちゃんは可愛らしい感じでくるのかなと思っていたら、

意外と強そうな顔つきの女性像ですね。それもまた良い。

やっぱりフランス物は衣装や小道具がそそりますねぇ。

これからどんどん情報が更新されていくでしょう、めっちゃ楽しみです。

もう写真一枚のビジュアルだけで満足してしまっているので、

最悪ストーリーがさっぱりでも大丈夫です。

この美しい閣下を眺められるのなら、私は他に何も要らない。

 

早く日本に帰りたい、とは思っていないけれど、

早く11月になってほしい、とは思います。

草を摘む女

ビクトリアは、街中のいたる所に色んな種類のお花が咲いたり

木が生えたり草が生い茂ったりしているので、

植物が好きな人は楽しいんじゃないかなぁと思います。

私は植物が好きな人なので、とても楽しんでいます。

最近ようやく紫陽花の色が濃くなってきましたよ。

 

先日友人に教えてもらって気付いたのですが、

ビクトリアは結構色んなところに野生のハーブが生えています。

ディルかフェンネルか、どちらかです。すみません適当で。

とにかく良い匂いのする食べられる葉っぱです。

スーパーで買ったらそれなりの値段がする葉っぱです。

それを知ってから道端の雑草もおちおち見逃せなくなってしまって、

時々立ち止まって雑草をまじまじと眺めたりしています。

せっかくなのでこの前、ついにハーブの収穫に踏み出しました。

元気そうなディル(フェンネル?)が生えている場所を選んで、

もちろん私有地ではないことを確認した上で、

1回使う分だけを少しだけチャチャっと摘みました。

 

日本ではまず無い機会なので、いやぁ摘めたねぇ…と妙な達成感に

満たされながら帰宅して家の庭(我がシェアハウスは一軒家)に

目をやったところ、「ひょっとして、ここにも何か生えてるんじゃない…?」

という欲が脳裏をかすめました。

多分オーナーが適当に手入れはしているのだろうけど、

私をはじめ住人の誰も注意深く見たことはなかったであろう、庭。

いや、厳密に言うと咲いているお花は毎日見ていたけど、

横に生えている緑の種類までは気にしたことがなかった、庭。

ディル(フェンネル?)入りの袋を提げたまま、

変な低姿勢で庭の雑草を点検してみたところ、ありました。

ミント。しかも結構いっぱい生えてる。

いやいや、灯台下暗しとはこのことだね!

というわけで収穫。

f:id:pitablog:20170711124341j:plain

 

ミントは即席ハーブティーにして、ディル(フェンネル?)は

マヨネーズと混ぜてソースにして鶏肉にかけました。

それなりに美味しかったけれど、彼らのポテンシャルを完全には

引き出せていなかったような気がしてなりません。

求む、ハーブ料理のレシピ(超簡単なやつが良い)。

 

成長途中の野生のブラックベリーもそこら中に生えているので、

これもいずれ摘めるのでは…と期待しています。

 

七夕の夜、星逢一夜

今、カナダは7月7日の夜です。

日が長いのでまだまだ外は明るいけれど、

こちらの文化じゃないので街にもそんな気配は無いけれど、

今日は七夕。星逢の日です。

 

こんな日に紀之介と泉と源太に会わないでいつ会いましょうか。

というわけで、週末にも関わらず早々に帰宅し(いつも早々に帰宅してるけど)、

一人でしんみりと星逢一夜鑑賞会を開催しました。

 

もういい加減泣かずに見られるんじゃないかな〜と思ったんですけどね、

無理でしたね。

ルームメイトが洗濯機を回す音が鳴り響く家の中で一人号泣していました。

感想については、今年の2月に中日劇場に行った時の記事を読み返したら、

言いたいことはほぼ全部書いていたのでそちらをご参照ください。

↓これこれ

pitablog.hatenablog.com

 

一応留学中で英語勉強中の身なので、

この作品を見た時に百発百中で涙腺が崩壊するシーンのセリフを

英語に訳してみました。誰かに添削してほしい。

 

俺たちは星を見る。

這いつくばって生きてたら目に入るのは土だけじゃ。
でも、上を見たら星の世界がある。今までとは違う世界がある。

俺たちは晴興と戦う。ええな!

We look at the stars!
When we live on our hands and knees, we can see nothing but the ground,
but once we look up the sky, there are lots of stars.

There is a view different from the past.
We will fight against Haruoki! Right?

→もう客観的に見て勝てるはずないのにさ、星を見る〜!つって

 一緒に星を見た晴興に戦いを挑む源太ったら…もう…。

 ところでこの「ええな!」はどの英語を当てるのが最適なのでしょう。

 

星がな、あんまり美しいから、涙が出ることある。
美しいのぉ〜。
星はいっつも美しいっちゃ。
なんであげん美しいんかのう?
さぁ、なんでじゃろう?

The tears sometimes come into my eyes because the stars are so beautiful.
How beautiful!
The stars are always beautiful.
Why are the stars so beautiful?
I’m not sure. I wonder why.

→最後の泉と子ども達のシーンがね、ダメなんですよ…。

 ゆうみちゃんの表情が素晴らしいんですよ…あぁ…。

 当たり前だけど訳すと方言が消えてしまうのが悲しい。

 

ヅカヲタの元同僚からも、朝から星逢一夜に関する凄い熱量の

メールが届きました。七夕といえば、この作品。

たこ焼きシェフ

少し前の話になるのですが、

私が日本食スーパーで塩昆布とめんつゆをカゴに入れてウキウキしていたら、

見知らぬカナダ人のおじさんに「日本人の方ですか?」と声をかけられました。

「はい。」と答えると、「これは日本で有名ですか?」と、

棚に陳列されていたたこ焼き粉を見せられました。

日清製粉のやつだったので、「あ、有名ですよ。」と答えると、

「これと、どっちが良いと思う?」と、オタフクのやつを見せられました。

どっちの粉が良いかは正直わからなかったので、

「これも有名なメーカーなので、どっちでも大丈夫だと思います。」と答えました。

 

するとおじさんに、「お時間ありますか?

たこ焼きの材料選びを手伝ってくれませんか?」と頼まれました。

お時間は存分にあったので、快く手伝うことにしました。

おじさんのたこ焼きデビューの出来が私の双肩にかかっています。

頑張らねば。

 

お「キャベツは家にあるから大丈夫なんだ。次はマヨネーズ。

  有名なのはどれだい?」

私「これ(キューピー)ですね。」

お「あ、同じキューピーで小さいサイズがあるね。こっちにしよう。」

私「ソースも要りますよ。」

お「ソースはもうカゴに入ってるよ。ほら。」

私「(ほんまや。)」

お「日本人の友人がレシピを送ってくれたんだ。あとは…肝心のタコだね。

  タコはどのくらいの大きさに切れば良いんだい?」

私「……たこ焼きマシーンはお持ちですか?」

お「持ってるよ!」

私「(持ってるんかい。)じゃあ、そのたこ焼きマシーンの穴の

  大きさによりますねぇ…もちろん穴よりは小さく、

  真ん中にポンと置く感じで…。」

 

ここで知らない女性が登場

 

お「おーおーマイワイフ!良いたこ焼きシェフを見つけたんだよ!」

私「(I am たこ焼きシェフ…!)ハ〜イ!」

ワイフ「ハ〜イ!これで5人分足りるかしら…?(タコの足を持っている)」

私「(分からん…!分からんけどなんとなく5人分にしては小さい気がする…!)

  もうちょっと、もう少しだけ大きめのやつが良い…かな…?」

お&ワ「なるほどなるほど!ありがとう!!!」

 

2人でお会計を済ませて満足気に帰って行かれました。

少しはお役に立てたようだし、ほのぼのとして楽しかったのですが、

結局あのタコの量、あれで良かったのかな…?

と、今でも時々ふと思います。

いまふたたびのフィッシャーマンズワーフ

ビクトリアのフィッシャーマンズワーフはこんな所だよ、

というのは以前に一度書いたことがあるのですが、

(↓これこれ)

pitablog.hatenablog.com

 このとき私、スマホしか持って行かなかったのです。

フィッシャーマンズワーフは写真を撮るのがとても楽しい場所だと思うので、

先日もう一度、ちゃんとミラーレス一眼を持って訪れました。

色々写真を撮ったので、その一部をちょっと見てください。

 

f:id:pitablog:20170702155051j:plain

ベンチが並ぶ広場です。皆ここでフィッシュ&チップスを食べます。

何かしらの楽器を演奏しているおじさんがよく出没します。

 

f:id:pitablog:20170702155052j:plain

詳しいメニューは知らなくても、ドーナツをはじめとにかく甘いものを

売っているんだろうな、というのが一目でわかるお店です。

 

f:id:pitablog:20170702155057j:plain

雑貨や服や食器などを売っているお土産物屋さんです。

海に関するデザインの物がたくさんありました。(当たり前か。)

 

f:id:pitablog:20170702155053j:plain

こんな感じにカラフルなお家が立ち並んでいます。

内装はどうなっているのかなぁ。さすがに普通の色なのかなぁ。

 

f:id:pitablog:20170702155054j:plain

壁の模様とか窓の位置とか、アーティスティックです。

浮き輪も良い味を出している。

 

f:id:pitablog:20170702155058j:plain

眩しいほどにパステルな壁とお花。

カナダの国旗が刺さっていました。今年は建国150周年だものね。

 

f:id:pitablog:20170702155055j:plain

 なんと可愛らしいドアなのでしょう。

黒猫の後ろ姿。

 

 

f:id:pitablog:20170702155056j:plain

ハンギングバスケットだけでも可愛いのに、

そのお花を引っ掛けるやつまで可愛い鳥の形なのですよ。信じられますか。

 

f:id:pitablog:20170702155059j:plain

たまに、こういうのもいます。

 

今回は写真中心でお送りしました。

登場していませんが、広場で買い食いしたアイスクリームが

美味しかったことも付け加えておきます。