シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

カナダでSIMカードを手に入れました

今回の半年留学にあたり、私はSIMロック解除した

ドコモのスマホXperia)を持って来ました。

SIMロックの解除はドコモショップへ行く(手数料3000円)か、

ネットから自分でする(無料)か、だったので

ケチな私は当然ネットから自分でする、を選びました。

パソコンからMy docomoにログインして、

オンライン手続きの項目を全て表示して隈なく見ていくと、

小さくひっそりと「SIMロック解除の手続き」という項目があります。

頑張って探しましょう。その後のやり方は色んなネット記事に載っています。

何やかんやと手続きして、最後にSIMロック解除コードという

謎に桁の多い数字を入手できれば完了です。

カナダでSIMカードを買うまで、この数字は大事に保管!

 

渡航前は、「到着したら早々にケータイショップに行って

SIMカードを入手してスマホを使えるようにするんだぜ!」

と思っていたのですが、実際来てみると家と学校ではwi-fiが使えるし、

googleマップはオフラインでも使えることが分かったし、

そもそも初めの頃は屋外で連絡を取り合う相手など居ないので、

「いつか困ったらSIMカードを入手するんだぜ!」に気持ちがシフトしました。

そして先週末、語学学校のクラスメイトとお出かけする機会があり、

ついにwi-fiの無い海辺で連絡が取れず途方に暮れるという経験をしたので、

これは年貢の納め時だな…と思ってケータイショップへ出向きました。

 

カナダにはいくつか大手ケータイ会社がありますが、

クラスメイトが「fido(という会社)の1ヶ月2GBで15ドルの

プリペイドプランにしているよ〜。電話とメールは1分で1ドル

かかっちゃうけど、電話なんて滅多に使わないからこれでいけるよ〜。」

と言っていたので、それをそのまま真似しようと思って昨日fidoのお店に行きました。

日本のドコモショップはいつ行っても大混雑長時間待ちのイメージだったのですが、

ダウンタウンのfidoは店員を含めても店内に人間が

4人くらいしかいなかったので拍子抜けしました。

「ハ〜イ」とカウンターのお兄さんにご挨拶し、

プリペイドSIMカードが欲しいのや。」と告げると、

いくつかプランを説明してくれました。その中にクラスメイトの

言ってたプランがあったので、「これ、これが良いわ。」と言ってお手続き。

プリペイドは特に「契約」というわけではなく、

ホイッとSIMカードを渡されて、

「例えば国に帰る時とか、要らなくなったら言ってね〜」と言われて、

スマホにカードを差し込んで、それで終わりました。あっさりと。

 

帰宅後、手続き時に登録したメールアドレスにfidoからの案内が来て、

マイページにログインしたり、何か色々見たりしていたのですが、

え、というか私まだ何のお金も払ってないよね…?と気づき、

そしてどこを見ても毎月の支払い方法がよく分からなかったので、

今日もう一度fidoのお店に突撃して聞いてきました。

店員さん曰く、

「2〜3週間後に料金支払いの連絡が行くから大丈夫だよ〜

プリペイドって言ってるのに後払いになってるのややこしいよね〜ごめんね〜」

とのこと。

なんか、貰ったSIMカードは普通に使い始めて、

支払いの連絡が来るのを黙って待っていれば良いようです。

とりあえずしばらく使ってみようと思います。

 

ちなみに…

iPhoneSIMカードを差し込んだ時点でデータ通信ができるらしいのですが、

私のXperiaはアクセスポイント設定(APN)なるものをする必要がありました。

この辺りはなぜか店員さんノータッチで、

自分でネットで調べてやったのでここに記録しておきます。

スマホの「設定」→「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→

「アクセスポイント名」→右上の「+」を押す→

「名前:なんでもよいので適当に入力」「APN:internet.fido.ca」

「ユーザー名:fido」「パスワード:fido」→右上を押して保存

 

これで快適スマホライフが送れるはずです。

持ってきて良かった地味な物

留学前の荷物の準備というのは本当に、

半年分の荷物って一体何なんだよ…と途方に暮れる所から始まって、

ネットなどで調べて1週間分+αくらいの衣類を持っていけば良いことが分かって、

それでもアレは要るかなコレは要るかな何か忘れてる気がするな…と

永遠に考え続けるものであります。

 

基本的な荷物の内容や「留学に持っていくべき物☆10選」みたいな

情報はネット上に腐るほどあるので、私は「無くても別にどうにでもなるけど

持ってきて良かったと思う地味な物」を挙げていこうと思います。

 

以下、読み進めれば進めるほど地味になる構成です。

 

1.置き時計

以前アイルランドで1週間だけホームステイをした時に

当てがわれた部屋に時計が無くて少々不便な思いをしたので、

二の舞は嫌だなと思って持ってきました。

アラーム機能のついた小さな置き時計、なんと100均で買えます。

電池1本(別売)を入れるだけで良いし、別に嵩張らないし、

最悪壊れて捨てる羽目になっても100円ならまぁいいか…と思っていたのですが、

今住んでいる部屋にも時計が無かったので、大活躍中です。

 

2.水筒

タンブラーと言った方がお洒落ですかね。

東急ハンズタイガー魔法瓶のやつを買いました。軽くて良い。

ビクトリアは水道水が飲めるので、

毎日キッチンの水道で水を汲んで学校に持って行っています。

味も何の問題もなし。水道水なので費用0円。素晴らしい。

 

3.メモ帳

出国直前に銀行で何かの手続きをした時に、

なぜか粗品で貰えたメモ帳をトランクに放り込んで来ました。

ちょっと書き留めておく時とか、宿題をする時とか、机上にあると便利です。

メモ帳ってそういうものです。

 

4.輪ゴム

基本的に自炊生活なので、主にキッチンで役立っています。

シリアルの袋開けた、あ、どうやって閉めよう。はい輪ゴム。

便利〜。

 

5.S字フック

これはネットで情報を漁っている時に「とりあえずS字フックを持っていけ!」

と力強く書いてあるブログを見かけたので、100均で買えるし一応…

と思って持ってきました。

S字フックの一番の功績は、何と言っても

望海風斗パーソナルカレンダーを壁に掛けられたことです。

これがあるのと無いのとでは、それ以降の生活のハリが全く異なります。

他にも、カバンなどを引っ掛けておくこともできますよ。

 

<番外編>

 

持ってきたけど結局使っていないもの→マルチプラグコンセント

1つのコンセントをたこ足にできるやつです。

これ、住む部屋によっては必需品になると思うのですが、

私の部屋には完備されていました。ありがとうオーナー。

というか私の部屋、そんな要らんわ!というほどプラグがあります。

これだけなら良いじゃん贅沢だね、で終わるのですが、

全ての差し込み口にちゃんと電気が通っているとは限らない、

という迷惑なロシアンルーレット付きです。何なんだこの部屋。

 

持ってこれば良かったと後悔しているもの→お箸、菜箸

シェアハウスに以前住んでいた日本人が置き土産してくれているだろう…

とタカをくくってしまいました。ざる蕎麦をフォークで食べるのは

まぁ許容できるのですが、調理の時に菜箸が欲しいな…と

思うシーンが結構あります。

ダウンタウンの中華街に行けばあるという話を小耳に挟んだので、

今度行ってみようと思います。

 

荷物については書き出すとキリがない!

まさかの退化

最近、英語が前より下手になっている気がしてなりません。

思ったことがすぐ口から出てこなかったり、

自分のことを話す時に主語が「We」とか訳わからんことになってたり。

カナダに来た直後の方が、難なく喋れていた気がします。

というか、カナダに来てすぐの頃はクスリでもキメたのかと思うほど

スムーズに英語が扱えていたのですよ。

なぜここに来て退化するかね…?

毎日学校に通っている結果がこれって、落ち込むぞ…?

 

ということをしばらく悶々と考えていたのですが、

ちょうど同じ日に語学学校に入学して

クラスも一緒の日本人男性と喋っている時にふとそのことを言ってみたら、

「あ、僕も!僕も!!!最近ホストマザーと喋る時とか

全っ然言葉が出てこなくなってる。」とのこと。

 

自分だけじゃなかった…!と思ってなんだか安心しました。

来てすぐの頃は意気込んでいて、英語を、英語を話さねば!という

気合いで脳をフル回転させて無意識に気を張っていたのかもしれません。

そう思うと、そろそろ疲れと環境への慣れとで

脳の回転スピードも落ちてくる頃なのでしょうか。

このまま戻らなかったらちょっと本当に困るけれど、

もう少し長いスパンで考えても良いのかなと思いました。

しばらく様子を見ます。

クレイグダロック城

ダウンタウンからバスで10分ほど、徒歩でも25分くらいの位置に、

クレイグダロック城という建物があります。

「城」とは言うものの、実際はイギリスの大富豪が築いた個人のお屋敷。

大きさも、城と呼ぶには小さいよ…という印象でした。

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入場料が大人14.25ドルで、結構しっかり取るねぇ…と思ったのですが、

語学学校の学生証を見せたら学生料金9.25ドルでいけました。やったね。

 

城内はイギリスの上流階級の人々の生活風景が再現されていて、

それを順番に見て回る形になっています。

イギリスの上流階級と聞くと、どうしてもパーシバルさんとこのブレイクニー家や

ウィリアムさんとこのヘアフォード家を思ってしまいますね。

ヘアフォード家の皆さんはこんな大富豪が建てた豪邸、

成金が!と鼻で笑ってしまわれるのだろうか…。

 

訪れた時間帯のせいで、どれも逆光になってしまっていてアレなのですが、

雰囲気が伝わればという思いで写真を載せます。

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ピアノとか燭台とか、いかにもですね。

「♪私が見たのはただの農夫、手下の一人じゃないかしら?」

とかって、こういう所でお喋りしていたのだろうか。

 

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上流階級のお家にはビリヤード台があるのです。

そして横のテーブルにはアフタヌーンティーの準備がされている

(写真ではよく見えないけれど)。

なんかビルとか、ビリヤード上手そうだな。

 

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何のお部屋か失念してしまったけれど、可愛い、可愛い。

 

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喫煙室とのこと。

この部屋はジョン卿にお似合いかな。

 

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Breakfast roomだそうです。

これが「食堂」じゃなくて「朝ごはん部屋」なのが凄い。

夜もここで十分な気がするけどな。だめなのかな。

 

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凄くふてぶてしい子供の写真もありました。

大富豪の血筋だからこそ許されるポージング、という感じがする。

 

小ぢんまりとしたお城の割に、けっこう見応えがありました。

パーシーがここで…ビルが…など想像しながら見ると楽しさ倍増です。

I'm a musicalholic.

連日カナダ生活のことばかり書いていますが、

宝塚歌劇団公式ホームページは毎日チェックしております。

最近では、見に行けもしない花組公演のお客様参加コーナーの

振り付けレクチャー動画もちゃんと見ました。

マイティー、格好良い…。

友人とは、太陽王に変貌したちゃぴちゃんは、

もはやどこへ向かっているのか分からないね…という話題で持ちきりです。

別のヅカ友は「ちゃぴちゃんはもう、"トップ娘役"ではなくて

"宝塚のトップ"ですね!」とのこと。良い表現ですね。

ちゃぴちゃん、他を寄せ付けない貫禄があるように思います。

 

DVDも持ってきているので、よく寝る前に見ています。

ブリドリでだいもんさんが歌う「Victorian jazz」が一番気分が高揚します。

なんてったって今ビクトリアにいるので。

(曲の冒頭ではっきり「イングランド」と言っているけれど、

そこには触れないこととする。)

行きたいところ自分で決める♪ 全速力で世界を制覇♪

良い歌詞じゃないですか。世界制覇はしないけど。

 

語学学校では特に宝塚の話はしていないのですが、それでも、

趣味は何?の質問に「ミュージカルを見ること。」

今までで一番印象的だった旅行は?の質問に

「ニューヨークにミュージカルを見に行ったこと。」

次のバケーションの予定は?の質問に

「一人でバンクーバーへミュージカルを見に行く。」

などと答えているうちに、あれ?こいつ…みたいな雰囲気が出てきて、

終いにはクラスメイトに

「ぴたは、ミュージカルホリックだね!」と言われてしまいました。

(※アルコホリックアルコール中毒ワーカホリック=仕事中毒

です。ご参考までに。)

しっくり来すぎて何も言い返せませんでした。