シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

I'm a musicalholic.

連日カナダ生活のことばかり書いていますが、

宝塚歌劇団公式ホームページは毎日チェックしております。

最近では、見に行けもしない花組公演のお客様参加コーナーの

振り付けレクチャー動画もちゃんと見ました。

マイティー、格好良い…。

友人とは、太陽王に変貌したちゃぴちゃんは、

もはやどこへ向かっているのか分からないね…という話題で持ちきりです。

別のヅカ友は「ちゃぴちゃんはもう、"トップ娘役"ではなくて

"宝塚のトップ"ですね!」とのこと。良い表現ですね。

ちゃぴちゃん、他を寄せ付けない貫禄があるように思います。

 

DVDも持ってきているので、よく寝る前に見ています。

ブリドリでだいもんさんが歌う「Victorian jazz」が一番気分が高揚します。

なんてったって今ビクトリアにいるので。

(曲の冒頭ではっきり「イングランド」と言っているけれど、

そこには触れないこととする。)

行きたいところ自分で決める♪ 全速力で世界を制覇♪

良い歌詞じゃないですか。世界制覇はしないけど。

 

語学学校では特に宝塚の話はしていないのですが、それでも、

趣味は何?の質問に「ミュージカルを見ること。」

今までで一番印象的だった旅行は?の質問に

「ニューヨークにミュージカルを見に行ったこと。」

次のバケーションの予定は?の質問に

「一人でバンクーバーへミュージカルを見に行く。」

などと答えているうちに、あれ?こいつ…みたいな雰囲気が出てきて、

終いにはクラスメイトに

「ぴたは、ミュージカルホリックだね!」と言われてしまいました。

(※アルコホリックアルコール中毒ワーカホリック=仕事中毒

です。ご参考までに。)

しっくり来すぎて何も言い返せませんでした。

日常に潜む異文化

やはり海外で暮らし始めると、日々異文化を感じることの連続です。

良いね!と思うことも、それはどうなの?と思うこともありますが、

小さなことでも貴重な経験として書き残しておきたいなぁと思います。

 

・バスが時間通りに来ない。

まぁ、これは大体予想していました。

一応バス停に時刻表はあるので確認はするのですが、

10分〜15分の遅延はザラです。

こちらも特に忙しい人間な訳ではないので、

いつ来るか分からないバスを毎日のんびりと待っています。

そんな時にカモメが「くわぁ」と鳴きながら飛んでいたりすると、

平和だな…と思います。

 

・バスを降りる時に運転手さんに「Thank you!」と言う。

前乗り後ろ降りが基本なのですが、

後ろドアから降りる時に皆「Thank you!」と叫んでいます。

私も真似して言っています。これは良い文化ですね。

 

・図書館へ行ったら中庭で弾き語っている人がいた。

館内の吹き抜けのようになっているスペースで、

ギターを弾き語っている人がいました。声がまぁ響く響く。

図書館は静かに過ごす所、という先入観。

弾き語りとは共存しないと思っていたので驚きました。

 

・本屋さんで「お父さんが自分の体に彫ってあるタトゥーの意味を

 子どもに一つずつ説明してあげる」という内容の絵本を発見。

これぞ文化の違い〜〜〜!!!!と思いました。

すごくほのぼのした絵本でね、

「最後のこの数字は何だと思う?…お前が生まれた日だよ」とか言ってね。

タトゥーの扱い方が日本とは全くもって違う。

 

・語学学校の南米から来てる学生、ノートを取るとき全部大文字。

あれは何故なんでしょう…?

私はスペイン語ポルトガル語に明るくないので分からないのですが、

彼らの母語と何か関係があるのでしょうか。

それとも私がノートを見た人たちが偶然そうだっただけ…?

 

・他国の学生、字が汚い。

汚いというか、そもそも

「綺麗に書いた字が良しとされる」という文化が一切無いのですね。

字の見た目なんてどうでも良くて、内容の方がよっぽど大事、という価値観。

そりゃそうなのだけど、ペアワークとかで相手の字が雑すぎて

何書いてるのか分からないことも割と多くて、

せめて読める程度には整った字を書いてくれ…と思います。

自分のノートがめっちゃくちゃ綺麗に見える。

 

・外国人、よく歌う。

メキシコ人のシェアメイトもシャワー浴びながら大声で歌ってるし、

スーパーのBGMに合わせてノリノリで歌ってる人もよく見るし、

授業中でもふとした合間にハミングする学生いるし、

「人前で歌う」ことに対するハードルが日本よりかなり低い気がします。

楽しそうで何よりです。

 

また気づいたら書き留めたいです。

フィッシャーマンズワーフ と ビーコンヒルパーク

先週に引き続き、週末はビクトリアの観光名所を巡りました。

私は特に家探しとか職探しをする必要はないので、

しばらくは、おのぼりさんしてようと思います。

ダウンタウン周辺の観光名所は、だいたい徒歩で回ることができます。

小じんまりとした街ですね。私は好きだよ。

 

まずはダウンタウンから歩いて20分(くらい?)のFisherman's Wharfへ。

入り口の様子はこんな感じ。

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カラフルな家が海辺に浮かんでいて、その周辺にお店が出ていて賑わっています。

何か買い食いしたり、可愛いお家の間をフラフラとそぞろ歩くという楽しみ方です。

(そう広くない範囲なのですぐに見て回れてしまうけれど。)

 

ここはフィッシュ&チップスで有名なお店があるとのこと。

私は魚が嫌いというダイナミックな食の嗜好を持っていて、

恐らくここではお呼びでない人間なのですが、

せっかくなので思い出として一口だけ食べようかしら、

ということで注文しました。

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(何の魚か分からないけれど)白身魚で衣はサクサク中はホクホク。

臭みもなくて、なんと、美味しかったです。

一口と言っていたのに、五口くらい食べてしまいました。

ポテトも美味しい。付け合わせの色んなソースも美味しい。語彙力不足。

 

一枚の写真でバシッと良さが伝えきれないのがもどかしいのですが、

カラフルなお家群はどれも趣向が凝らされていて可愛いです。

なんと、実際に人が住んでいるのだというから驚きです。

 

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「あくまでも民家なので、静かに見学してください」

という旨の注意書きもありました。

日本語で「静かなゾーン」という標示もありました。

静かなゾーン…。

 

フィッシャーマンズワーフを後にして、引き続き徒歩でBeacon Hill Parkへ。

スマホでグーグルマップを見ながら歩いていたら、

車椅子のおじいちゃんが「迷ったんか?」と声をかけてくれました。

ありがとう。優しい。

 

ビーコンヒルパークは、ダウンタウンの南にある広い広い公園です。

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ピクニックし放題。バドミントンし放題。昼寝し放題。

ひたすらに芝生、時々茂み、南の果ては海。

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のどかだねぇ〜。平和だねぇ〜。以外の言葉が出なくなる、

そんな場所です。

クジャクがいると聞いたぞ、と思いながら歩いていたら、

本当にクジャクがいました。

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羽を広げてくれなかったのが残念だけど、

彼の足元を見てください。見事なモデル立ちです。

写真はないけれど、リスもいました。野生。

 

フィッシャーマンズワーフも、ビーコンヒルパークも、

気軽にお散歩するのに丁度良いですよ!と思うのですが、

逆にお散歩するのにあまり良くない場所が無いのがビクトリアです。

 

ガーデンシティ、お散歩シティ、ビクトリア。

留学前の勉強の大切さ

私はまだまだ流暢に英語を話すことはできないけれど、一応、

街中にある英語(看板とかお店のメニューとか食品表示とか)は読める、

言われたことは大体理解できる(2〜3回聞き返すことはあるけど)、

自分の疑問や思っていることも人に伝えられる、

という程度には語学力を上げてからカナダへ来ました。

 

これがですね、本当に、本当に、本っっっ当に良かったと思っています。

初めての海外生活で生活環境が激変した中でも

学校の授業が楽しめて、現在他に日本人がいないシェアハウスでも

概ね快適に過ごすことができているのは、

手前味噌で恐縮ですが、事前の英語学習の賜物だと思います。

ただでさえ精神に負荷がかかる状況で

「全く言葉が理解できない」というのは、想像するだけで怖い…。

 

留学すれば、知識ゼロからでもある程度は伸びるのかもしれません。

そして国内で勉強を続けているより上達は早いはずです。

でも、ちょっと嫌味なことを言ってしまうけれど、

それで「英語が上達した!」と言っている人の

その「上達」の半分くらいって、日本にいる間に

自分で習得できたのでは?と思ってしまいます。

人が留学する目的は語学力の向上だけとは限らないから、

全く話せない状態で飛び出す人を否定するつもりはないけれど、

それでも、文法規則を確認する、語彙を増やすなど

自分でできることは予めやってから挑んだ方が、

現地での勉強はより高レベルな、有意義なものになるのだなぁ〜

というのが実際に留学してみての最初の感想です。

 

 

…と、まぁなんだかちょっと偉そうことを書きつつ、しかし私も

これは日本で頭に入れてから来るべきだった…と後悔していることはありまして。

それは、文法用語の英語名です。

subject、verb→この辺は問題ない。

present progressive→意味は分かるけど英語での言い方に慣れない。

subordinating conjunction→え、何?何それ?聞いたことない!無理!!!

初日の授業で(たぶん皆は前日からの続きだから)

「さぼーでぃねいてぃんぐこんじぇんくしょん」が前提の知識として

扱われた時、私の頭の中で静かにお焼香が上がりました。

帰宅後速やかに文法書を開いて蘇生しました。

ifとかwhenとかの従位接続詞か、なんとなく分かった。

 

英語で英語を習うのだから、文法用語も英語で登場して当然です。

落とし穴はどこにあるか分からない……。

語学学校2週間が終わり

語学学校の話です。

私は初日のレベルチェックテストで

あなたは6段階中のレベル5のクラスよ!と言われたにも関わらず、

予想外に高いところに分類された事実にびびってしまって

「自信ないので文法5、読み書き4、会話4が良いです…」と申し出て、

最初の1週間はそれぞれのレベルのクラスに参加していました。

 

結果、文法のクラスはとても良かったのですが、

読み書きと会話のクラスの雰囲気に全然馴染めなくて、

2週目(今週)から結局すべてレベル5のクラスに変えてもらいました。

4のクラスも先生は悪くなかったし授業内容も大丈夫だったのですが、

クラスメイトがまずかった。

20歳前後、ともすれば10代の子も割といるので

仕方ないと言えば仕方ないのですが、さながら高校の休み時間のようなノリで、

お調子者の男子が大声でフザけて女子がキャハハハ〜と笑う、といった具合で、

とてもじゃないけど仲良くやっていけそうにありませんでした。

レベル変更したところでクラスの雰囲気が良くなる保証はないけれど、

最悪どの道馴染めないのなら、せめてレベルの高いクラスに所属したい。

と思って変更を申し出ました。

 

蓋を開けてみればレベル5は文法・読み書き・会話

すべてのクラスが少人数(多くて8人くらい)で和気藹々としてとても快適で、

 今は日本人・韓国人・独特のタイミングで歌い出すサウジアラビア人と

一緒に楽しく勉強しています。

サウジアラビア人、今日から断食が始まって辛そうだった。)

 

まだ学校に飽きてはいないのでどの授業も新鮮な気持ちで受けているのですが、

特に読み書きの授業で自分の作文にネイティブチェックを

入れてもらえるのがありがたいです。

私は4技能の中でライティングが一番苦手なので

課題作文をこなすのは苦労しているのですが、

そもそも英作文は京都で英会話を習っている時には一切無かった項目なので、

良い機会だと思って取り組んでいます。いや、結構しんどいけどな。

やっぱり冠詞とか語尾を複数形にするのとかが抜けまくりますね。

他の人の作文を見ても同じような感じなので、

これは皆共通の弱点なのかもしれません。

頑張るぞ〜。