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シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

混迷を極める荷造り

出発まであと2週間となり、

頭の中でパーシーが「炎の中へ」を歌う回数が増えてきました。

「ためらわずに進めよ」と自分で何度も歌うということは、

それだけ不安が募っているということです。あぁ不安。

 

そろそろ荷物の準備も始めなければと思い、

必要であろう物を1つ1つ紙に書き出してみたのですが、

到底スーツケースに収まらないだろうよ、

という量にまで膨らんでしまい途方に暮れています。

 

留学の情報サイトや留学経験者のブログなどを見ていると、

服は最小限にすべしオシャレは留学の敵!とか

使い慣れた化粧品は持って行った方が良い!とか

いや、ブランドにこだわらなければ何でも揃うから身軽で良い!とか

たこ焼き器持っていけ!とか

本当に様々なアドバイスが書いてあって逆に混沌としてきます。

ただ色々なサイトに目を通していくと、

カナダ在住歴のある皆さんが口を揃えて「これはカナダに無い」と

言われているものが段々と見えてきました。

それは、

 

顆粒コンソメ と I字カミソリ です。

 

ほんだしは見つけられる、T字カミソリはそこら中にある、

だがしかし上記の二つは無い。

というのが私の推測であり結論です。

荷造りの参考にさせていただこうと思います。

 

あとは、落ち込んだ時に自分を支えてくれるもの

を持って行った方が良いようです。

同じ職場の、学生時代に留学を経験された方は、

「日本では一度もそんな気分になったことがなかったのに、

アメリカにいる間は槇原敬之の「遠く遠く」をずっと聞いていた」

とおっしゃっていました。

その方からも「ぴたさんは絶対に宝塚の何かしらを持って行ってください!」

と強く言われたので、宝塚の何かしらを持って行こうと思います。

…言われなくても持って行くんですけどね。

 

スーツケースと大きめのカバンとリュック、という3つの入れ物に

私が何を詰め込むのか、乞うご期待です。

留学に対する周囲の反応

「半年間カナダへ留学することにした」と告げると、

皆さん色々な反応をしてくださいます。

大体は「へぇ!凄いね!」「頑張ってね」「気をつけてね」なのですが、

私のこれまでの行動や性格を分かっている人からは、

「あぁ、遂にその時が来たか…」とか

「あんたは、いつか行く人だと思っていたよ…」という反応も多かったです。

家族もそんな感じで、特に反対はされませんでした。

(というか反対したところでこの娘が聞き入れるわけがない、

という諦めの方が強いのかもしれない。)

 

そんな中で、印象的だった反応が2つあります。

1つ目は、

「えーーーいいなーーー私も行きたい!」

です。

友達同士だったら普通の会話ですが、

これは、私が留学を理由に退職を申し出た時の上司の第一声です。

割と意を決して話を切り出したのですが、これで笑ってしまいました。

なんか本当、良い人です。一緒に行きましょうよって感じでした。

 

2つ目は、

「カナダと言ったらあれだね!サンタがサーフィンをしている所だね!」

です。

これは友人の言葉です。

彼女がカナダに対して間違ったイメージを持っていることが一発で分かる、

想像の斜め上を行く発言でした。

私は、「それは、オーストラリアだよ。」と言いました。

 

…まぁ皆さん概ね好意的に受け入れてくださるのですが、

一方で「仕事を辞めるの…?」「勇気あるね…」

「私は怖くて無理だわー…」のような、

若干引いた感じの反応を得ることもあります。

そんな時は「ねぇ、本当にねぇ、どうなるんでしょうねぇ、ははは。」

などと適当に相槌を打って済ませているのですが、

個人的には、「留学したい」という思いを抱えながら

でも留学せずにそのままズルズルと人生を進めていく方がよっぽど怖いわ!

と思っています。

あの頃にあれやっとけばな、もっと若ければな…と

後悔する老人にはなりたくないのです。

外野が何を言おうが私はやりたいことをやるぞ。

という気概で参りましょう。

まだ見ぬカナダの薬よ…

盛大に風邪をひきました。咳が止まりません。

残り少ない英語のレッスンも、仕事も休んでしまいました…あぁ…。

とはいえ、花粉症戦争の終盤に大きく体調を崩すのは

割と毎年のお決まりなので、今年もまた来てしまったか…という感じです。

 

市販薬では太刀打ちできないほどこじらせてしまったので、

ちゃんと病院へ行って薬をもらって安静にしております。

しかし留学準備を進めているこの時期に風邪をひくと、

やはり「カナダへ行ってから体調を崩したらどうしよう」

という不安が頭をよぎります。

もちろん常備薬はきちんと準備して日本から持って行くのですが、

それが無くなってしまったら、とか、

「向こうの風邪はウイルスが違うから日本の薬が効かない」

みたいなネットの情報を見ると、

切羽詰まる前にカナダの市販薬のことも調べておいたほうが良いのでは…

という気持ちになってきます。

 

全部の予定をキャンセルしてただ家で咳き込んでいるだけ、

というのも癪なので、カナダの市販薬についてぼちぼち調べてみました。

解熱鎮痛薬としてはタイレノールとアドビル、

咳止めには謎の紫色のドロっとしたシロップが有名だということが分かりました。

基本的に欧米の薬は日本の薬より強いので、

比較的小柄な日本人が飲む際には、量を減らしたり、

胃薬も併用したりといった配慮をした方が良さげですね。

 

ただ一方で、強いだけあって効果はてきめんのようで、

それを見るとちょっと、試してみたい気もします。

私は自然派志向とは無縁で、ビバ西洋医学!アイラブ薬!みたいな所があり、

普段から少し体調を崩すと何の躊躇もなく薬を飲む上、即効性を求めるので、

一発で咳が止まるのなら、さっきの謎の紫色どろどろシロップも

飲んでみたいなぁと思います。

というか、いま現在咳が止まらないので、いま飲みたい。紫色。

 

もちろん元気で過ごせることが一番なのですが、

カナダにも効きそうな薬があると分かると、少し安心できますね。

 

星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』

私が人生で初めて「宝塚歌劇」を見に行ったのが

安蘭けいさんのスカーレットピンパーネル。

そこで男役の格好良さに度肝を抜かれた思い出があるので、

スカピンには思い入れがあります。

(もちろん月組のも見に行きました。)

 

この度めでたく紅さんトップお披露目として再演ということで、

3月と4月に1回ずつ見に行きました。

見る前から「紅さんのパーシーはさぞや愉快なんだろうなぁ…!」

とは思っていたのですが、実際その通り。

そして愉快であると同時にとても優しいパーシーでした。

 

ブルーレイで何度も見た安蘭パーシーと紅パーシーを比較してみると、

(霧矢パーシーは劇場で一度+友人のDVDで数回見ただけなので

考察まではできないのですごめんなさい…)

安蘭パーシーは、頼りがいと包容力があって、

それでいてユーモアのセンスも持ち合わせたキレ者。

紅パーシーは、根がお調子者で冗談が大好き、

でも実は頭も良くそして情に熱い人。という印象でした。

例えば何かで物凄く落ち込んでいる人がいたとしたら、

安蘭パーシーは「大丈夫かい?」と優雅に手を差し伸べて、

解決策を提示してくれそう。

紅パーシーはあの手この手を使ってその人を笑顔にした後に、

一緒に解決策を考えてくれそう。

安蘭パーシーは「憧れ」、紅パーシーは「好き」という感じです。

何が言いたいかというとどちらも非常に素敵だということです。

 

そしてショーヴランの礼真琴さんは本当にお歌が上手ですね。

もともと凄かったのですが、2回目に見に行った時の

マダムギロチンの迫力が特に凄くて圧倒されてしまいました。

今回はロベスピエール(これまた七海さんも格好良い)の存在感が

増しているので、以前のバージョンより"手下感"というか、

"若く血気盛んで革命に突っ走ってる感"が出ていたように思います。

 

それからあれですよ、ルイ・シャルル。

私は1789のDVDを本当に病気かというほど見続けているのですが、

その時の初舞台生である101期生の中で一際輝きを放っていたのが星蘭ひとみさん。

その彼女が今回ルイ・シャルルに抜擢されたということで、

配役が発表された時は叫びました。

1789でも見てるし写真も見てるしお顔は既に十分に知っているのですが、

それでも舞台上で動くルイ・シャルルを見た時は揺れましたね、私のオペラが。

何だあの美しさは。フランス人形か。CGか。

星蘭ひとみさんを見せれば世界中の戦争は全て終わるんじゃないか。

まさに傾国の美女。(今回は美皇太子。)

あと声も可愛い。1回目見た時より2回目の方が

お芝居も歌声もパワーアップしていたように思うので、今後が楽しみです。

というか、あの顔は他にどんな欠点があろうと全てを凌駕する美貌です。

美しい。拝みたい。二礼拍手一礼をしたい。

生まれてきてくれて、宝塚に入ってくれてありがとうございます。

 

あと…何だろう。

「男とお洒落」の毒々しい衣装は、今回の方が良いと思います。

「突拍子も無い服を着ていく」というストーリーの筋に沿っているので。

以前のバージョンの服はジェンヌの皆さんが華麗に着こなしちゃってて

あまり"変な感じ"が出ていなかったように思うので。

 

「謎解きのゲーム」でルイ・シャルルの前にロベスピエール

立ちはだかる演出、とても良いですね。

 

「ここでもそこでも」のアンサンブルは本当に大好き。

その後の「パーシー!スカーレットピンパーネルごっこをしよう!」

からの殿下とパーシーの小競り合いも大好きです。可愛い。

 

1回目見に行った時、デイドリーム号に乗り込む前に

パーシーの手袋とマルグリットの髪が絡まってしまうハプニングがあったのですが、

紅さんが「ちょっと待ってくれ!絡まってしまった!

愛し合いすぎて絡まっちゃったんだ〜」と言われていたのが和みました。

割とがっつり絡まってしまっていて、

ピンパーネル団も「おいおい大丈夫か〜?」とか言いながら

皆で必死に解いていました。

その後は猛ダッシュで船に乗り込んで汗ふきふきする間もなく歌に入りましたが。

 

今回のフィナーレのデュエットダンスも大好きです。

最初ゆっくり始まって、アップテンポになる所。

その時に2人が見つめ合いながら本当に楽しそうに踊っている所。

こちらもとても幸せな気持ちになります。

 

あぁぁぁスカピン最高ですね!

カナダで落ち込んだらパーシーに励ましてもらおうと思います。

ためらわずに進めよ!疑わずに行けよ!

仕事をやめました

3月末でフルタイムの仕事を辞めました。

本当ならここから5月の出発まで、短期バイトを探して食い繋がねば!

と思っていたのですが、幸運なことに、4月末までは同じ職場で

アルバイトとして雇ってもらえることになりました。

出勤は週2回ぐらい。人事異動などもあるので、

体制が整うまでのヘルプ要員といったところでしょうか。

こちらとしても、慣れた環境下でアルバイトできるのはありがたいです。

 

ブラック企業や各種ハラスメントが蔓延るこのご時世にあって、

うちの職場はとても雰囲気が良く、人が優しく、

鈍臭い私でも楽しく働かせていただいておりました。

ヅカオタが私の他に数名いらっしゃったのも、

楽しく過ごせた大きな要員の一つです。

仕事の書類に混じって花組のDVDが「回覧」として机上に置かれていたり、

有給取ってる人の机を皆で眺めて「楽しんではるかなぁ…観劇…」と

思いを馳せたことも、一度や二度ではありません。

「あの書類どこにあるか知ってます〜?」

「えー…あー…どこかで見たような……」

という会話の後に小声で(妖しい美しさ〜♪)と呟くと、

微笑んでくれる人がいる、そんな職場でした。

 

だから離れるのは本当に名残惜しいけれど、

でも、だからこそちゃんと英語を勉強しよう。留学を自分の糧としよう。

そして帰国した時に胸を張って職場にご挨拶に行けるように頑張ろう。

という心境です。…できるかな…。

 

3月31日には、職場の皆さんからプレゼントも頂きました。

チューリップとガーベラの可愛い花束と、

これまた可愛い寄せ書きと、リボンで飾られた謎に平べったい物です。

何この平べったい物。

同時期に退職される他の方々が貰われている物と形が違う…

と思い、自分の机に戻って恐る恐る開けてみると、

 

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望海風斗パーソナルカレンダーでした。

こんなに最高の、万人受けしないプレゼントがあるでしょうか!

退職者へのプレゼントについてyahoo知恵袋で喧々諤々しょうもない議論を

交わしている人々はこれを見るが良い!本人の好みをリサーチするのが一番だ!!

しかし、これのために職場の皆様のお金が集められたのか

と思うと驚愕するばかりです。

「ぴたさん、これならカナダに持っていけますよね!」とのこと。

そういえば以前職場で、

「宝塚スターカレンダーは大きすぎて重すぎてスーツケースに入らない」

という会話をしたことがありましたっけ…。

本当にありがたい。本当にありがとうございます。

シェアハウスの自分の部屋に着いたら、いの一番に飾ります。