シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

もしも英語が喋れたら

カナダに来る前、「なんで留学するの?」と聞かれた時に、

冗談半分で「なんか英語が喋れたら面白くない?」と答えたりしていたのですが、

最近ちょっと本当に、「英語が喋れたら面白い」が実感を伴ってきました。

 

もちろん私の英語はまだまだ流暢ではないから、思っていることが

上手く伝えられずに落胆することもあるし、会話の途中で

突然言葉が出てこなくなって放送事故みたいにフリーズすることもあるし、

上達具合としては「留学前よりは幾分マシになったかな」くらいの

ものだと思うのですが、それでも、です。

 

日常生活は、語学学校にいる間は全て英語

(学校内では母語を使ってはいけないというルールがあります)、

学校外でも当たり前ですが日本人以外と話すときは全て英語で

どうにかこうにか頑張っているのですが、ふとした時に

「あ、おもしろ…」と思う瞬間が訪れます。

 

例えばボランティア先でネイティブのスタッフの人達と会話をしている時、

放課後にメキシコ人のクラスメイトと2人でカフェで小一時間お喋りした時、

日本・韓国・メキシコ・ホンジュラスのお友達が参加している

LINEグループで皆でお出かけの予定を話し合っている時、

色々な国の人とのコミュニケーションが英語という一つの

共通のツールによって成り立っているのを実感すると、面白いなぁと感じます。

そしてもし私が英語の知識を持っていなかったら、

この人達との会話や交流は生まれ得なかったんだなぁと思うと、

素直に、英語を勉強して良かったなと思います。

 

もちろん日本でジッとしていても、外国人が日本語を勉強して

向こうから来てくれれば交流することはできますが、

母語以外に扱える言語をもう一つ持つことの面白さ、みたいなのを

最近よく感じるようになりました。

 

もっと喋れたらもっと面白いのでしょう…きっと…。