シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

問われる国語力

私は毎日語学学校で英語を勉強しているのですが、

英語の授業を受ければ受けるほど、国語力って大事だなと感じます。

ざっくり国語力と言いましたが、これは語彙力とか読解力とか

文章構成力あたりのことを指しています。

 

海外生活が長くて英語がペラッペラで日本語の方が

退化し始めている人なら話は別かもしれませんが、

英語を勉強するために留学している程度の人の場合、

日本語で出来ること以上のことは英語では出来ないのですよね。

例えば日本語で説明されても理解できない文法事項は

英語で説明されても当然わからないし、

自分が日本語で書ける文章より出来の良い英語の文章は生まれない。

日本語で要点をまとめて簡潔に話せない人は英語でも話せないです。

 

数週間前のライティングの授業のテーマが

マリファナの合法化について」だったのですが、

それについて賛成反対両方の立場を示した後に自分の意見を

書いてこいと言われたあの日、特に強く思いましたね、

日本語で無理なものは英語でも無理だな…と。

(先生が授業中にくれたヒントをかき集めてなんとか書いたけど…。)

 

そんなこと当たり前だろうという感じもしますが、でも最近、

英語というのはあくまでも物事を表現する一つのツールに過ぎないのだな、

ということを痛感しています。

そもそも自分に読解力や文章力が無いと、

いくら単語を覚えても、いくらリーディングの速度が上がっても、

それらの能力はいずれ、そんなに高くないレベルで頭打ちになるのだと思います。

 

(ざっくり「国語力」とまとめてしまいますが、)

国語力って本当に、全ての学びの根幹であると思います。

そしてまた、国語力はどうやったら向上するのかが

いまいち分からないから厄介だね。