シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

雪組公演『幕末太陽傳』『Dramatic"S"!』

渡航前の見納めに行ってまいりました。

 

本編が始まる前に初舞台生口上がありました。初々しいですね。

1789のブルーレイで101期生の口上をこれでもかというほど

見ていたため、口上を一緒に諳んじられる自分がいました。

「まだまだ西も東もわからぬ若輩者ではございますが…!」

頑張ってほしい、103期生!

 

幕末太陽傳

トップ退団公演で和物でミュージカルコメディって

どういうことなんだ…?だ、大丈夫か…?と失礼ながら思っていたのですが、

蓋を開けてみたらとても楽しかったです。

要らぬ心配をしてすみませんでした。

コメディで、でもちゃんとミュージカルで、テンポよく進むお芝居。

これぞ、和物が得意な雪組さんの本領発揮!という感じ。

退団だけど湿っぽくならないのも、ちぎみゆっぽくて良かったです。

ちぎさんは本当に佐平次のように明るく飄々と生きていきそうな

雰囲気がありますね。

そして、ゆうみちゃんは普段はあんなにホワホワとした

可愛らしい娘さんなのに、キメるところはキメてくるなぁと感心しました。

女郎おそめが一人で歌い上げるジャズっぽいシーンに度肝を抜かれました。

めちゃくちゃ格好良かった。

 

Dramatic"S"!

「ドーラーマーティック エス!エス!!」というフレーズが、

観劇後しばらく耳から離れません。

やっぱり退団公演なので、それっぽい演出になっていますね。

組子全員が一緒に歌うところでは、隣の席のお姉さんがすすり泣かれていて、

現2番手贔屓の私までグッときてしまいました。

あ、だいもんさんの歌声の安定感は凄いです。言うまでもなく。

そして初舞台生のラインダンス。

長年見続けている訳ではないのでアレなのですが、

今年のラインダンス凄くないですか?

単純に持ち時間が長いというのもあるのですが、

"ライン"ダンスにとどまらない、多彩な"フォーメーション"ダンスのような…。

この子達はこれを来る日も来る日も必死で練習して、

ようやく今この舞台で輝いているのよな…と思うと、

田舎のお母ちゃんのような気持ちになって泣けてきます。赤の他人なのに。

あのラインダンス、必見です。

 

余談ですが、

今回の公演では「かんぽ生命DREAM magazine」という、どのページを開いても

だいもんさんが微笑んでいる夢のような冊子が劇場内に置かれているので、

是非みなさん見つけて持って帰りましょう。

私は幕間にその中のインタビュー記事を読んで、

だいもんさんが

「私が叶えたい夢はもっと海外へ宝塚歌劇をアピールすること」

と語っていらっしゃるのを見て、

だいもんさん!!わたし英語頑張りますよ!!!!!!!!!

宝塚歌劇を世界に広めますよ!!!!!!!!!!!!!!!

と英語学習への決意を新たにしました。

まさか、だいもんさんが留学へ向かう自分を鼓舞してくれるとは思いませんでした。

ありがとうございます。