シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

なぜ留学、なぜビクトリア

そもそもなぜ留学しようと思ったのか、

そしてなぜカナダのビクトリアを選んだのか、というお話です。

 

私は学生の頃からずっと

「自分の人生のどこかのタイミングで、しばらく海外に住んでみたいな〜」

という非常に漠然とした野望を持っていました。

でもそれは本当に、自分でもどこにあるか見失うくらい漠然としていたので、

結局特に何もせぬまま大学を卒業して運良く好きな仕事にも就けて、

のほほんと暮らしておりました。

 

しかしある日、ふとしたタイミングで、

「あ、そういえば私まだ「しばらく海外に住む」のやつ実行してないな。」

と気づいたのです。英語だって全然喋れない。

21世紀なのに。グローバルな時代に生きているのに。ウィーアーザワールド。

仕事もあるからアレだけど、とりあえず英語は喋れるようになりたいよな…。

私は、思い立った時の行動力に関しては割と定評があるので、

早速まずは英語だね。ということで英会話スクールに通い始めました。

(大手ではなく京都の小ぢんまりとした所です。お値段も良心的です。)

高校時代、英語のテストはいつも赤点スレスレで先生に媚を売って

なんとか難を逃れていた私ですが、改めて勉強してみると英語がとても楽しくて、

これは是非ぜひマスターしたいなぁと思うようになりました。

この心理状態と長年の野望が相まって、

自分の中で「留学」がいよいよ具体化する運びとなりました。

 

そうしたら次は行き先選び。

これに関しては英会話スクールの留学担当の方にも大変お世話になりました。

英語圏で、一応ワーホリも視野に入れて…となると、

イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド

あたりでしょうか。

まずイギリスは、ワーホリに当たるビザを取るのが至難の業だという

情報を得まして、あと物価がべらぼうに高いと聞きまして、

ハリーポッター好きだけど、今回はごめんなさい。

アイルランドは、実は1週間ほど滞在したことがありまして、

フレンドリーな国で良かったしアイリッシュミュージック大好きだけど、

生活するには「日本」の要素が少なすぎてしんどい気がして、ごめんなさい。

 

残るは3カ国。ここで私の嗜好をおさらい。

・暑さが苦手。とにかく苦手。この世で最大の敵は暑さ。

・インドア派。スポーツは嫌い。

・夏場ビーチで遊ぶのとか本当に興味無い。涼しい所にいたい。

・大都市よりも穏やかな街が好き。

・可愛い街並みが好き。道にお花飾ってあるのとか大好き。

・街にカフェやアートが根付いていると嬉しい。

・生活するにあたっては日本の要素(日本人がいる、日本食が手に入るなど)

 も大切。意地張ってても結局こういうの大切。

 

このあたりを留学担当者の方にもお話して何度か相談に乗ってもらって、

自分でもオーストラリア、ニュージーランド、カナダのガイドブックを読んだり

ネットで情報収集したり、グーグルアースで街を擬似散歩してみたりしました。

調べていくいく中で、一番自分の中でしっくりきた街が、ビクトリアでした。

その街で自分が暮らしている姿が一番想像できた、というか。

(ちなみに最後まで迷ったのはメルボルンです。)

街のサイズもコンパクトで、いたる所にお花が飾ってあって

全体的にきれいで穏やかでおっとりとした街。

…まぁ、もちろん実際行ってみて思ってたんと違う!となる可能性はありますが。

 

そんな感じで私は行き先をビクトリアに決めました。

英会話で一番よく話す先生がカナダ出身なので、

「ビクトリアに留学することにしたよ〜」と話したら、

「お、老後を過ごす街だね!」とのことでした。

なんか、本当に、そんな感じなのでしょう。きっと。