シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

ミルク 今日もまた…!

非常に美しくないお話で恐縮なのですが、

ここ数日ずっとお腹が緩いです。

特に激しい痛みがある訳ではなく、

身体がダルいとか発熱などの症状がある訳でもなく、

ただ、緩い。

海外生活を始めて環境が激変しているので、

全ての事柄が不調の原因となりうる、といえばそうなのですが、

それにしても何故だろう…とずっと考えておりました。

そして、これじゃないかという答えに辿り着きました。

 

私、こっちに来てから毎日牛乳を摂取している。

 

カナダに到着した翌日に、まだ買い物するのも覚束ない状態で

(今も覚束ないですが)家から一番近いスーパーへ行って、

とりあえずこれを買っておけば朝食は食いっぱぐれることはないだろう、と

物凄く大箱のシリアルと2リットルの牛乳を買ったのです。

(選択肢が2リットルか4リットルしか無かった。)

そこから毎朝シリアル牛乳生活。

 

普通の人にとっては「だから何?」だと思いますが、

私は以前「花粉症予防になるから」と聞いてヨーグルトを1週間食べ続けた結果、

花粉症シーズンを迎える前に盛大にお腹を壊したことがあります。

なんかこう、同じ乳製品を摂取し続けるのがダメなのだと思います。

そのことを、自分で完全に忘れておりました。

 

それに気付いたので今朝からハチミツ×シリアル(おいしい)に変更したのですが、

問題は残りの牛乳ですよね。

まだ1リットル以上はあると思います。

どうしよう。オーストリアの民衆に分け与えようか。

ミルクはどこにいった?

ある所にはあるさ

三段目に入ってる

うちの冷蔵庫!

 

キャー新聞には書かないでー!

 

目下、牛乳を安全に消費できる方法を模索中です。

とりあえず今日は卵と混ぜてオムレツを作ろうかと思っています。

ヅカを胸に進め

カナダで生活を始めて数日経って

もうほとんど時差ボケは無くなっているのですが、

来て3日目くらいまでは、とても眠いはずなのに

ベッドに入ってもド深夜に目がパッチリ覚める、

みたいなことが続いて大変でした。

寝なければ、と思えば思うほど追い込まれていくので、

そんな時は以前立ち読みしたGRAPHのインタビュー記事で見た

ちぎさんだったかまぁ様だったかの(記憶が曖昧すぎる)

「睡眠は何時間寝たかにこだわるよりも、

短時間でも質の良い眠りを取るようにしています。」

といった旨の回答を思い出して、心を落ち着かせていました。

質の良い眠りであれば、3時間でも2時間でも良いのです。

夜中に完全に目が冴えても大丈夫なのです。

なぜならトップスターがそう言っているのだから…!

 

私の部屋の観音開きのクローゼットの右側の扉は、

何も考えずに開けると壁に当たって「カコーン!」という音が鳴ります。

絶対にうるさいので毎回気を遣ってそっと開けねばならず

なかなか面倒くさいのですが、

「引き出しを閉める音が響くと先輩に怒られるから

引き出しは常に少し開けたままにしておく」

という宝塚音楽学校予科生のエピソードを思い出すと、

クローゼットを開ける時になんだか予科生になったような気分が味わえて、

これもまた一興です。

髪型もリーゼントにしてみようかな。

 

ある夜、数人のシェアメイトが家に友達を呼んで

遅くまでドンチャン騒いでいてとてもうるさかったことがありました。

壁ドンをしたい…!しかしまだ来て3日目の分際で…!おぅ…

と思いつつ自分の部屋で悶々としていたのですが、ふと

そうだ!こんな時にはあの曲だ!!!と思いつき、

その夜はずっと1789の「声なき言葉」を聞いていました。

「パンパパパン!パパパン!パパパパパ…!」と呟きながら

小さく布団を叩き続けました。

 

結局ドンチャン騒ぎの件は他のシェアメイト達が怒って

オーナーに言いつけて一件落着しました。良かった。

 

これからも困ったらヅカの力を借ります。

メイク落としも洗顔もこれ1本

本題の前に、今日撮った「これぞビクトリア!」という感じの写真を見てください。 

f:id:pitablog:20170517140321j:plain

 

もう1枚。

f:id:pitablog:20170517140331j:plain

 

これはスマホで適当に撮って若干彩度を上げる加工を加えただけですが、

もう少し暖かくなったらミラーレス一眼を持って

朝から張り切ってシャッターを切りたいものです。

 

さてさて本題。

「海外のお家ではゆっくりお風呂に入れない」

というのは、留学体験談とかで割とよく聞く話です。

湯船に浸かる習慣がないことはもちろん、

節水のためシャワーも手短に済ませることを求められたり、

ステイ先によっては「1人10分以内」みたいな制限時間がある

という話も聞いていたので、私も渡航前に戦々恐々としていました。

 

ありがたいことに、今住んでいるシェアハウスでは

遅すぎる時間帯でなければ別にいつシャワー使っても良いし、

制限時間も特にないのですが、それでもまぁ外国の人は

お風呂に1時間も篭るなんて想像していないだろうなぁ…と思うので、

私も15分くらいを目処に済ませるようにしています。

 

日本で長風呂だった私がシャワーの時間を短縮するために最初に思いついたのが、

メイクも洗顔もこれ1本!の洗顔フォームを使うことです。

というか、そもそもこちらのドラッグストアでは

クレンジングオイルがあまり売っていないのです。

なぜだ。これが異文化というやつなのか。

 

シャワーは毎日のことなので、ビクトリアに到着した翌日に

早速近所のドラッグストアへ行きまして(カナダ初買い物です)、

洗顔フォームっぽい棚をしばらく眺めてみたのですがまぁ、わからん。

そこでレジのお姉さんに

「洗顔フォームないですか?メイクも一緒に落とせるやつです。」

と聞いてみたところ、

「あ〜それなら、私はこれ使ってるわよ。1本で全部落ちるわよ。」

とオススメしてくれたのがこちら。

 

f:id:pitablog:20170517142604j:plain

PACIFICA SEA FOAMです。

そのレジのお姉さんはシルクドソレイユばりのアイメイクだったので、

お姉さんのそれが落とせるなら私の化粧なんて世話ないですよね…

と思い、購入しました。

実際本当に1本で全部落ちました。ちゃんと泡立つし、

洗い上がりも突っ張ったりしないし、ココナッツの良い香りもします。

(かなりココナッツなので、ココナッツの香りが苦手な方は止めてください。)

たしか13カナダドルでした。

オイルと洗顔フォームを別々に買うことを思えば全然、許容範囲ではないでしょうか。

 

ちなみに私はシャンプーとリンスもなぜかココナッツの香りの

ハーバルエッセンスを買ったので、

いま、毎日首から上がココナッツです。

語学学校初日のあれこれ

さて、語学学校に初登校しました。

家からはバスと徒歩で30分ほど。ビクトリアのダウンタウンにある学校です。

 

初日はオリエンテーションとレベルチェックテストだけでした。

どんなレベルの人でも分かるように、ゆっくりはっきりの英語で

説明してくれるのかな〜と思っていたら、

突然凄く陽気なラテンの男性が現れて、

めちゃくちゃ早口で説明が進んでいったのでびっくりしました。

「R」の発音めっちゃ舌回すやん…。と思いながら聞いていました。

本当に入門・初級レベルの人だったら心がへし折られそうな早口でした。

(別に全然内容が分からなくても

ちゃんとアフターフォローがあるのだとは思いますが…。)

 

まぁ、今からテストをするんだな、ということは聞き取れました。

まだまだ絶賛時差ボケ中なので、

眠気と目眩が襲ってくる中でのテストは正直辛かったです。

記号選択式の文法問題、ちょっとしたテーマ作文、簡単な個別インタビュー

を経て、文法・読み書き・会話のレベルがチェックされます。

クラスは1(入門)から6(上級)までの6段階に分かれていて、

文法・読み書き・会話それぞれどのクラスに入るのかが決められます。

 

私の結果は、と言いますと。

「4レベルの復習も必要だけど、5でも行けるんじゃない?

文法5・読み書き5・会話5、全部5でどや!」

と言われました。

…ほんまかいな。と思いました。

文法知識に比べて実践が劣っている自覚があるので、

「もし会話とかで5に入って付いて行けなかったらヘコむから、

4からにしてもらえます??」とその場で打診して、

文法5・読み書き4・会話4のクラスにしてもらいました。

私はビビリです。

実際の授業は明日から。

1週間はお試し期間で、合わなければレベル変更もできるそうです。

どうなるかな〜。

 

お昼休みに韓国人の女の子が話しかけてくれたので、

あれこれ喋ってから年齢を聞いたら「16歳」と言われてひっくり返りました。

語学学校で英語を鍛えてから現地の高校に入学する予定だそうで、

若いのに、凄いわねぇ…という気持ちでいっぱいでになりました。

(しかもこのパターンの人は彼女だけではなかった。)

10代で異国の地に来て英語を叩き込んで、その地で学校教育を受けるって、

大変だな…それに比べて28歳の私のお気楽さよ…と少し反省しました。

まぁ、せっかくなのでこの気楽さを満喫できればと思います。

日本人も結構いるようなので、

生活情報(具体的には日本食の品揃えが良いスーパー)などを

聞き出せることを期待したいです。

シトワイヤン、着いたぞ!カナダに

というわけで、無事にビクトリアに到着しました。

 

伊丹→羽田→バンクーバー→ビクトリアという、

地味に面倒な経路での乗り継ぎもなんとか上手くいきました。

ただ乗り継ぎ時間がどちらもカツカツだったので、

せっかくの羽田もバンクーバーも、

空港を楽しむ余裕は全くありませんでした。残念。

 

空港送迎を申し込んでおいたので、

ビクトリア空港のロビーに降り立つやいなや、

私の名前入りの引くほど大きいポスターを掲げた陽気なおばさんとご対面。

(あれは横断幕に近かった気も…。)

車でシェアハウスまで連れてきてもらいました。

 

シェアハウスに住んでいるのは同じ語学学校に通う人達。

まだ全員(私の他に6〜7人いる…?)と会ってすらいないし、

生活システムも家電の使い方も分からないことだらけですが、

「俺たち仲間だぜ!」感を強要される雰囲気ではなさそうなので、

少しホッとしました。

「他人のプライバシーを尊重すること」というルールが設けられているので、

各々が互いに干渉せず、好きなように暮らしている印象です。

もちろん分からないことは(英語で)質問したら誰かしらが教えてくれます。

まだ到着して丸1日しか経っていない

(しかもそのうち約12時間は1人部屋のベッドで寝ていた)ので、

これから色々見えてくることと思います。

 

スーパーに買い出しに行きがてら家の周辺を歩いてみましたが、

どのお家も本当に草花が多くて、綺麗にお庭のお手入れがされていて、

ビクトリアが「ガーデンシティ」と呼ばれる所以が分かった気がしました。

まだカナダでの買い物自体に慣れていないので、

お店では「洗顔フォームはどこですか」「どの硬貨出したらいいんですか」等

アホみたいな質問を「help me!」の瞳と共に繰り返しているのですが、

今の所どの店員さんも丁寧に教えてくださるので助かっています。

なんとなく、優しい街だなぁという印象を肌で感じました。

 

目下、食糧と生活用具を揃えて環境を整えるのに必死な状態なので、

また余裕が出てきたら街の写真なども載せられれば…と思います。

 

明日から語学学校が始まります。どうなることやら。