シトワイヤン、行こう!カナダへ

宝塚歌劇を愛しながらカナダへ留学する人のブログです。

まだ見ぬカナダの薬よ…

盛大に風邪をひきました。咳が止まりません。

残り少ない英語のレッスンも、仕事も休んでしまいました…あぁ…。

とはいえ、花粉症戦争の終盤に大きく体調を崩すのは

割と毎年のお決まりなので、今年もまた来てしまったか…という感じです。

 

市販薬では太刀打ちできないほどこじらせてしまったので、

ちゃんと病院へ行って薬をもらって安静にしております。

しかし留学準備を進めているこの時期に風邪をひくと、

やはり「カナダへ行ってから体調を崩したらどうしよう」

という不安が頭をよぎります。

もちろん常備薬はきちんと準備して日本から持って行くのですが、

それが無くなってしまったら、とか、

「向こうの風邪はウイルスが違うから日本の薬が効かない」

みたいなネットの情報を見ると、

切羽詰まる前にカナダの市販薬のことも調べておいたほうが良いのでは…

という気持ちになってきます。

 

全部の予定をキャンセルしてただ家で咳き込んでいるだけ、

というのも癪なので、カナダの市販薬についてぼちぼち調べてみました。

解熱鎮痛薬としてはタイレノールとアドビル、

咳止めには謎の紫色のドロっとしたシロップが有名だということが分かりました。

基本的に欧米の薬は日本の薬より強いので、

比較的小柄な日本人が飲む際には、量を減らしたり、

胃薬も併用したりといった配慮をした方が良さげですね。

 

ただ一方で、強いだけあって効果はてきめんのようで、

それを見るとちょっと、試してみたい気もします。

私は自然派志向とは無縁で、ビバ西洋医学!アイラブ薬!みたいな所があり、

普段から少し体調を崩すと何の躊躇もなく薬を飲む上、即効性を求めるので、

一発で咳が止まるのなら、さっきの謎の紫色どろどろシロップも

飲んでみたいなぁと思います。

というか、いま現在咳が止まらないので、いま飲みたい。紫色。

 

もちろん元気で過ごせることが一番なのですが、

カナダにも効きそうな薬があると分かると、少し安心できますね。

 

星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』

私が人生で初めて「宝塚歌劇」を見に行ったのが

安蘭けいさんのスカーレットピンパーネル。

そこで男役の格好良さに度肝を抜かれた思い出があるので、

スカピンには思い入れがあります。

(もちろん月組のも見に行きました。)

 

この度めでたく紅さんトップお披露目として再演ということで、

3月と4月に1回ずつ見に行きました。

見る前から「紅さんのパーシーはさぞや愉快なんだろうなぁ…!」

とは思っていたのですが、実際その通り。

そして愉快であると同時にとても優しいパーシーでした。

 

ブルーレイで何度も見た安蘭パーシーと紅パーシーを比較してみると、

(霧矢パーシーは劇場で一度+友人のDVDで数回見ただけなので

考察まではできないのですごめんなさい…)

安蘭パーシーは、頼りがいと包容力があって、

それでいてユーモアのセンスも持ち合わせたキレ者。

紅パーシーは、根がお調子者で冗談が大好き、

でも実は頭も良くそして情に熱い人。という印象でした。

例えば何かで物凄く落ち込んでいる人がいたとしたら、

安蘭パーシーは「大丈夫かい?」と優雅に手を差し伸べて、

解決策を提示してくれそう。

紅パーシーはあの手この手を使ってその人を笑顔にした後に、

一緒に解決策を考えてくれそう。

安蘭パーシーは「憧れ」、紅パーシーは「好き」という感じです。

何が言いたいかというとどちらも非常に素敵だということです。

 

そしてショーヴランの礼真琴さんは本当にお歌が上手ですね。

もともと凄かったのですが、2回目に見に行った時の

マダムギロチンの迫力が特に凄くて圧倒されてしまいました。

今回はロベスピエール(これまた七海さんも格好良い)の存在感が

増しているので、以前のバージョンより"手下感"というか、

"若く血気盛んで革命に突っ走ってる感"が出ていたように思います。

 

それからあれですよ、ルイ・シャルル。

私は1789のDVDを本当に病気かというほど見続けているのですが、

その時の初舞台生である101期生の中で一際輝きを放っていたのが星蘭ひとみさん。

その彼女が今回ルイ・シャルルに抜擢されたということで、

配役が発表された時は叫びました。

1789でも見てるし写真も見てるしお顔は既に十分に知っているのですが、

それでも舞台上で動くルイ・シャルルを見た時は揺れましたね、私のオペラが。

何だあの美しさは。フランス人形か。CGか。

星蘭ひとみさんを見せれば世界中の戦争は全て終わるんじゃないか。

まさに傾国の美女。(今回は美皇太子。)

あと声も可愛い。1回目見た時より2回目の方が

お芝居も歌声もパワーアップしていたように思うので、今後が楽しみです。

というか、あの顔は他にどんな欠点があろうと全てを凌駕する美貌です。

美しい。拝みたい。二礼拍手一礼をしたい。

生まれてきてくれて、宝塚に入ってくれてありがとうございます。

 

あと…何だろう。

「男とお洒落」の毒々しい衣装は、今回の方が良いと思います。

「突拍子も無い服を着ていく」というストーリーの筋に沿っているので。

以前のバージョンの服はジェンヌの皆さんが華麗に着こなしちゃってて

あまり"変な感じ"が出ていなかったように思うので。

 

「謎解きのゲーム」でルイ・シャルルの前にロベスピエール

立ちはだかる演出、とても良いですね。

 

「ここでもそこでも」のアンサンブルは本当に大好き。

その後の「パーシー!スカーレットピンパーネルごっこをしよう!」

からの殿下とパーシーの小競り合いも大好きです。可愛い。

 

1回目見に行った時、デイドリーム号に乗り込む前に

パーシーの手袋とマルグリットの髪が絡まってしまうハプニングがあったのですが、

紅さんが「ちょっと待ってくれ!絡まってしまった!

愛し合いすぎて絡まっちゃったんだ〜」と言われていたのが和みました。

割とがっつり絡まってしまっていて、

ピンパーネル団も「おいおい大丈夫か〜?」とか言いながら

皆で必死に解いていました。

その後は猛ダッシュで船に乗り込んで汗ふきふきする間もなく歌に入りましたが。

 

今回のフィナーレのデュエットダンスも大好きです。

最初ゆっくり始まって、アップテンポになる所。

その時に2人が見つめ合いながら本当に楽しそうに踊っている所。

こちらもとても幸せな気持ちになります。

 

あぁぁぁスカピン最高ですね!

カナダで落ち込んだらパーシーに励ましてもらおうと思います。

ためらわずに進めよ!疑わずに行けよ!

仕事をやめました

3月末でフルタイムの仕事を辞めました。

本当ならここから5月の出発まで、短期バイトを探して食い繋がねば!

と思っていたのですが、幸運なことに、4月末までは同じ職場で

アルバイトとして雇ってもらえることになりました。

出勤は週2回ぐらい。人事異動などもあるので、

体制が整うまでのヘルプ要員といったところでしょうか。

こちらとしても、慣れた環境下でアルバイトできるのはありがたいです。

 

ブラック企業や各種ハラスメントが蔓延るこのご時世にあって、

うちの職場はとても雰囲気が良く、人が優しく、

鈍臭い私でも楽しく働かせていただいておりました。

ヅカオタが私の他に数名いらっしゃったのも、

楽しく過ごせた大きな要員の一つです。

仕事の書類に混じって花組のDVDが「回覧」として机上に置かれていたり、

有給取ってる人の机を皆で眺めて「楽しんではるかなぁ…観劇…」と

思いを馳せたことも、一度や二度ではありません。

「あの書類どこにあるか知ってます〜?」

「えー…あー…どこかで見たような……」

という会話の後に小声で(妖しい美しさ〜♪)と呟くと、

微笑んでくれる人がいる、そんな職場でした。

 

だから離れるのは本当に名残惜しいけれど、

でも、だからこそちゃんと英語を勉強しよう。留学を自分の糧としよう。

そして帰国した時に胸を張って職場にご挨拶に行けるように頑張ろう。

という心境です。…できるかな…。

 

3月31日には、職場の皆さんからプレゼントも頂きました。

チューリップとガーベラの可愛い花束と、

これまた可愛い寄せ書きと、リボンで飾られた謎に平べったい物です。

何この平べったい物。

同時期に退職される他の方々が貰われている物と形が違う…

と思い、自分の机に戻って恐る恐る開けてみると、

 

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望海風斗パーソナルカレンダーでした。

こんなに最高の、万人受けしないプレゼントがあるでしょうか!

退職者へのプレゼントについてyahoo知恵袋で喧々諤々しょうもない議論を

交わしている人々はこれを見るが良い!本人の好みをリサーチするのが一番だ!!

しかし、これのために職場の皆様のお金が集められたのか

と思うと驚愕するばかりです。

「ぴたさん、これならカナダに持っていけますよね!」とのこと。

そういえば以前職場で、

「宝塚スターカレンダーは大きすぎて重すぎてスーツケースに入らない」

という会話をしたことがありましたっけ…。

本当にありがたい。本当にありがとうございます。

シェアハウスの自分の部屋に着いたら、いの一番に飾ります。

ヅカオタの英語練習 エリザベート

単語帳でちまちまと英単語を覚えたり

リスニングをしたりといった勉強が、最近すっかり停滞してしまっています。

出発まで2ヶ月を切った今、これではいけないと思うのですが、

やる気が出ない時というのはまぁどうあがいてもやる気が出ないものです。

 

そこで、少しでも楽しく英語を勉強できれば…

というかこれなら単純にもう楽しいのでは、と思って、

宝塚の劇中のセリフを英語に訳してみることにしました。

自分で訳して満足して終わり、というのも何なので、

ここで公開します。(なんという勇気。ネットは怖い所なのに。)

もちろんネイティブチェックは受けていませんし、

私は留学前の絶賛英語勉強中の身なので、

恐らく文法・表現など間違いだらけであろうことは想像に難くないのですが、

それでも誰かに見てほしい(あわよくば間違いを指摘してほしい)ので、

書いてみたいと思います。

…本当に少しだけですが。

 

エリザベート

 

鳥のように自由に空を翔け、永遠の青の天空を行けるなら、私は喜びのうちに誉め讃えよう、自由という名の神を!

If I could fly freely like a bird and go to the eternal blue sky, I would admire the god of freedom with my pleasure!

→これで仮定法が覚えられたら良いなと思って…。

 まぁ、この後はフランス語の時間なんですけどね…。

 

 

はい笑って〜 鳩が出ますよ! 

この写真はエリザベート皇后の元へ送らせてもらうぜ。なぜって?

Keep smiling… A pigeon will come out!

I’ll send this photo to queen Elisabeth. Do you want to know why?

→「なぜって?」ってもっとシンプルな訳し方があると思いますね絶対。

 このセリフを聞き取るために、だいもんルキーニの映像を

 流していた時間が幸せでした。

 

 

ブダペストのカテドラルでは間もなく戴冠式が始まる。人々は熱狂している。
ただし、自治権を認めてくれた新しい王様に対してじゃない。

影の功労者、女王様に対してだ。

だがしかし、喜んでいない人もいる…。

The enthronization will begin before long at the cathedral in Budapest.
People are exited.However it’s not about the new king who approved their autonomy but about the queen who is a woman of merit behind the scenes.

But some people are not pleased…

→ただルキーニが格好良いからという理由でセリフを選んだら、

 えらい目に遭いました。

 「enthronization」とかカナダで一度も口にしない自信があります。

 関係代名詞も何のこっちゃ状態だし、どうすればいいの…

 私もう生きていけない…

 

 

死ねばいい!

You only have to die!

→キャー!トート閣下!!…これでいいのかな。

 このセリフ、侮辱の「死ね!」とはニュアンスが違うから、あれですね。

 

 

これ、割と楽しいのでまた暇があればやります。

英語の勉強、こんな感じです

留学するにあたって、荷物についてのアドバイスとか

諸々の役所の手続きとかについては、検索すると割と情報が得られるのですが、

事前の英語学習って皆どうしているのかな?

ということについては、あまり情報が無いような気がします。

英語漬けの環境でしばらく暮らせば

ある程度のサバイバル英語は身につくのかもしれないけれど、

日本でできる勉強は日本にいるうちにやっておいた方が、

現地での勉強もより有意義なものになるのではないかな、と思うので、

私がちまちまとやっている勉強内容を書いてみたいと思います。

どれくらいのレベルの話をしているのかを曖昧にしたまま

書き進めるのもあまり意味が無い気がするので、

TOEICの点数も普通に書きますね。隠した所で別に、なので。

 

とは言っても、私は英会話スクールに通っているので、

そこでの授業が主になります。2015年の秋から通い始めて、

最初はネイティブの先生が担当する簡単旅行英会話や

普通の会話のクラスを取っていました。

最近は日本人の先生から文法や英語表現をじっくり学ぶクラスと、

ネイティブの会話クラス(さっきの会話クラスより少しレベルが上)を取っています。

TOEICは大学を卒業したその年に受けて600〜620点とかその辺でした。

特に難関大とか英文学科とかではなかったので…まぁ…ねぇ…。

それ以降は5年くらい完全に英語から離れていたので、

英会話スクールに始めた時の状態は、

TOEICで言えば確実に600点以下だったと思います。

 

そこから上記のような授業を受けつつ、自分でもちょっと勉強を始めました。

 まず使った教材がこちら。

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 単語帳なのですが、ただ単語が羅列されているだけではなく、

その単語を使った文章を丸ごと覚えていくような形式です。

商品紹介の内容を引用すると、

「日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を
重複なしで560本の英文に凝縮させました。」

とのことです。

英文を1個覚えるごとに自分のボキャブラリーが数個ずつ増えていきます。

しばらくはこれに片っ端から目を通して、

スルっと覚えられそうな例文は覚えて、覚えられそうにないやつも

とにかく全て「見覚えはある」という状態にしました。

 

そしてこれを買った半年後くらいに

 これを買いました。

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用

 

先ほどの560本の例文をネイティブがひたすら読んでいるCDです。

これを聞き続けると、字面では覚えにくかったけど

リズムとして耳に残りやすい例文があったり、

妙に耳につく謎の英単語があったりと、

本とはまた違った角度から単語を覚えることができます。

 

この方法で絶対的に少なかった自分のボキャブラリーを徐々に増やして、

覚えた単語を授業の中で使ってみて、ネイティブに通じるか試す。

というのを繰り返しました。

ネイティブの先生が「うん、うん」と頷いてくれると、

通じてる!私が覚えたやつ通じてるで!!!という感じで

嬉しくなって覚えられます。

週1回の授業を漫然と受けるだけよりは良かったかなぁと思います。

 

そして英会話スクールに通い始めてほぼ1年経った2016年の秋、

久々にTOEICを受けてみました。

感覚としては、英語から離れてた5年分を取り返せてたら良いな〜

600点超えてたら嬉しいな〜 という感じでした。

さて、結果、

 

820点

 

でした。

…いやびっくりしたね。結果見た時椅子から転げ落ちそうになった。

めちゃめちゃ上がってる!!わたし凄い!!!

…という喜びも束の間、

でも授業の会話ではまだ全然自分が言いたいことスラスラ喋れてない…

言いたいことも言えないこんな状態じゃ…

という自己嫌悪がむくむくと湧き上がってきました。

(ちょっと反町みたいな一文ができてしまった。)

 

いくらTOIECの点数が取れたところで、

英語を使って円滑にコミュニケーションを取れないと意味が無いですからね。

ただ、この結果を見て、

とりあえずそれ相応にボキャブラリーを増やすことはできたんだな、

というのは分かりました。

あとは実践経験を積んで、その語彙を必要なタイミングで

適切に素早く脳内から取り出すようになることが必要。

留学によって、これが上達すれば良いのですが…!

 

あ、そうそう。

留学に行ってしまったら、日本人の先生から文法の説明を受ける

機会って無くなるな…と思ったので、少し前にこれも買いました。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

 「ネイティブがどういう気持ち・イメージでこの言葉を使っているか」

という点を重視して文法が解説されているので分かりやすいです。

向こうで困ったら読もうと思っています。

 

しかしここへ来て最近あまり英語の勉強に取り組めてないんですよね…

頑張らねば〜。